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【環境省】2004.12.07 発表

愛知、兵庫、山口で実証試験を行う化学物質簡易モニタリング技術8件を決定

環境省が進める「環境技術実証モデル事業」で、簡易モニタリング技術の実証評価機関に決定した愛知、兵庫、山口の3県は、それぞれの県内で実証試験ができる簡易モニタリング技術の採択案件計8件を平成16年12月7日までに決定した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回の評価対象となっている技術は、PRTR法対象物質や内分泌攪乱作用が疑われる化学物質を測定できる、測定抗原抗体反応を応用した酵素標識免疫測定法(ELISA法)により分析するもの。
 募集期間中に23件の申請があったが、技術の実証可能性、技術の先進性、環境保全効果などの点について評価を行った結果、最終的に愛知県と兵庫県はそれぞれ2件、山口県は4件の技術を選定した。
 愛知県採択分は日本エンバイロケミカルズ(株)の「アトラジンELISAキット(マイクロプレート法)」、(株)ホリバ・バイオテクノロジーの「高感度フェニトロチオン測定キット」、兵庫県採択分は(株)エンバイオテック・ラボラトリーズの「PCB EIA System」、日本エンバイロケミカルズの「環境汚染診断薬エコロジーナ・陰イオン界面活性剤LASキット」、山口県採択分は日本エンバイロケミカルズの「環境汚染診断薬エコロジーナ・アルキルフェノールELISAキット」、ホリバ・バイオテクノロジーの「イソキサチオン測定キット」、「マラチオン測定キット」、「イソプロチオラン測定キット」。
 今後は実証機関で実証試験計画を策定の上、実証試験が実施。17年3月までには試験結果報告がまとめられる予定。【環境省】  

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