【環境省】2004.12.16 発表
環境省は平成16年12月16日付けで、15年度に国と地方公共団体が実施した全国の地下水水質測定結果を取りまとめた。
地下水質の全国的な状況の把握を目的とした概況調査では、調査を実施した井戸5,129本のうち、環境基準を超過した項目が1項目以上あった井戸は、全体の8.2%にあたる421本にのぼることが確認された。
環境基準を超過している項目はテトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、シス−1,2−ジクロロエチレン、ジクロロメタンの揮発性有機化合物4物質、砒素、ふっ素、鉛、ホウ素、総水銀、六価クロムの重金属6物質、および硝酸性窒素・亜硝酸性窒素−−の計11物質。これ以外の15物質についての基準超過はなかった。
項目別の超過率としては、硝酸性窒素・亜硝酸性窒素が6.5%と最も高く、14年度の5.9%より増加。次いで砒素の1.4%(14年度1.5%)、ふっ素の0.7%(14年度0.4%)と続いた。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5551
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.