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【環境省】2004.12.28 発表

15年度の産業廃棄物不法投棄量、過去最大に 岐阜市大規模事案の影響で

 環境省は平成15年度に新たに確認された産業廃棄物不法投棄の状況を16年12月28日までにまとめた。
15年度に判明した不法投棄件数は894件で投棄量は過去最大の74.5万トン。平成7年前後からほぼ40万トン前後で推移していた産廃不法投棄量を大幅に上回った。
 大幅増加は16年3月に摘発された岐阜市の大規模不法投棄事案が影響したもので、投棄量の76.1%にあたる56.7万トンはこの事案由来。
 不法投棄廃棄物の種類としては、投棄件数では建設廃棄物の70%が最も多く、廃プラスチック類9%、金属くず4%が続いた。投棄量では建設廃棄物が94%を占めたが、岐阜市の事案を除いた場合の建設廃棄物の割合は75%にとどまるという。
 なお15年度に新たに確認された不法投棄事案のうち、15年度中に支障除去の取組みが着手されたものは538件(全件数の60%)、12.8万トン(全不法投棄量の17%)。ただしこちらも岐阜市の事案を除くと例年並みの72%が15年度中に支障除去を開始している計算になる。【環境省】

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