【国土交通省】2005.01.07 発表
国土交通省の「道路デザイン指針検討委員会」(委員長:天野光一日本大学教授)は平成17年1月7日までに、道路景観の向上に必要な考え方を示す「道路デザイン指針」案をまとめ、この案について17年1月21日まで意見募集を行うことにした。
国土交通省は平成16年12月17日より施行された、景観法に基づく景観行政に力を入れているところで、今回の「道路デザイン指針」案も景観行政に関する施策の一環として作成されたもの。
(1)道路の機能を踏まえつつ、道路を地域に馴染ませる、(2)景観的一貫性を保持する、(3)過剰なデザインを排除し、控えめで洗練された道路景観を創造する−−といった道路デザインの基本的方向性や、(一)現地の地形、状況を十分に把握する、(二)検討結果についての意見徴収や調整を怠らない、(三)道路利用者や住民の立場に立ち地域の意見を把握する−−など実際にデザインを作成する際の留意点を示した。
また山間地域、丘陵・高原地域、水辺、田園、都市近郊、市街地など、道路の敷設されている場所の地域特性に応じたデザインの留意点、構想・計画時、設計・施工時、管理時にそれぞれ配慮すべき事項などもまとめている。
意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【国土交通省】
http://www.mlit.go.jp/road/press/press04/20050107/20050107.html
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