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【水産庁】2005.01.07 発表

太平洋系マサバ資源回復めざし、銚子漁港などで臨時休漁実施

 2005年1月7日正午から8日正午にかけて、千葉県の銚子漁港などでマサバの保護を目的とした臨時係船休漁が実施された。
 太平洋のマサバは1970年代には資源量が400万トンあり、漁獲量も1978年には147万トンのピークを記録したが、その後資源状態が悪化し、90年には漁獲量が2万トン程度まで低下。現在も0~1歳魚の多獲により資源が回復せず、漁獲水準は10万トンに満たない状況にある。
 これに対し「太平洋系マサバ資源回復計画」は、数年間隔で稚魚が大量発生する太平洋のマサバの特性を利用し、当面大中型まき網漁業を休漁させることにより資源回復をめざす内容。03年11月からこれまでに12回のべ344統日の定時係船休漁が実施されたほか、04年7月~05年6月のサバ類操業について最大25%の休漁実施を定している。
 なお今回の臨時係船休漁は04年12月25・26日の1日当たりのサバ類水揚げ量が04年最高の2,500トンを超す量となり、05年1月6日の初水揚げも3,000トンを超したことを受けて実施されたもの。【水産庁】

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