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【原子力安全・保安院】2005.01.13 発表

浜岡2号機火災を踏まえた水素排出配管の火災対策を原安委に報告

 平成16年2月に浜岡原発2号機のタービン建屋屋上で、発電機冷却用の水素が着火し、屋上建屋壁面の防水塗料に燃え移る火災が発生した件で、原子力安全・保安院は中部電力から提出された火災の原因究明・再発防止対策に関する報告書の内容や、この内容を踏まえた保安院としての対応を17年1月13日開催の第1回原子力安全委員会に報告した。
 中部電力の原因究明・再発防止対策に関する報告は16年3月に提出されたもの。
 火災の原因を「水素排出配管から放出された帯電した鉄錆が接地されていなかった金属部品に蓄電し、そこで発生した微小放電が着火源となった」と分析。
 再発防止策としては、(1)蓄電した金属部品の撤去と他の接地されていない金属物の確実な接地、(2)水素排出配管の可燃物がない向きへの変更−−を行うとした。
 なお、保安院としても(社)日本電気協会電気技術規程「発電用蒸気タービン及び発電機の防火対策規程(JEAC3718−1991)」の中に示されていた水素排出配管の火災防止のための留意点を「電気設備の技術基準の解釈」に16年4月19日付けで規定し、同様の設備を設置している事業者に周知を行っている。【原子力安全・保安院】

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