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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2005.01.04 発表

エコ・アンバラージュ社及びアデルフ社への許可を更新 容器包装リサイクルの条件を改善

 エコ・アンバラージュ社及びアデルフ社に対する許可を更新する省令(アレテ)が、1月1日付け官報で発表された。
 1992年4月1日付け政令(デクレ)に基づき、この2社は、企業から、家庭向け包装製品の販売に関して料金を徴収し、その収入を、包装廃棄物のリサイクルと再資源化を目的とした分別収集を実施するために、地方公共団体に還元している。この措置は、フランスが、EUの2001年のリサイクル目標(25%)及びリカバリー目標(50%)を達成するのに貢献した。最初の段階は終了し、2004年末には、5850万人の住民が分別収集の対象となっている。
 新たな許可により、以下の事項が可能になる。
●廃棄物の発生抑制及び住民への普及啓発の強化
●分別1トン当たりの財政支援の合理化
●分別収集の最適化に向けた財政支援の実施
●分別ゴミ買い取り条件の透明性を確保し、市場原理に近づける
 両社は、地方自治体に支払われる金額の増加を見込んでおり、2003年の3億ユーロ(405億円)から、2008年には5億ユーロ(675億円)に増えるという。リサイクルされる包装材の量は、2003年の260万トンから、2008年には320万トンに増加する。
【フランス エコロジー・持続可能な開発省】

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