【環境省】2005.01.21 発表
環境省と農林水産省は遺伝子組換え生物を環境中への拡散防止策をとらないで使用する(遺伝子組換え生物取扱い法の第1種使用に該当する)事例の承認申請が3件提出されたことから、これらの事例の承認について平成17年2月21日まで意見募集を実施することにした。
遺伝子組換え生物取扱い法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
今回、意見募集を行う事例はデュポン(株)から申請された(1)コウチュウ目害虫抵抗性・除草剤グルホシネート耐性トウモロコシと、(2)チョウ目害虫抵抗性・除草剤グルホシネート耐性・除草剤グリホサート耐性トウモロコシ、日本モンサント(株)から申請された(3)チョウ目害虫抵抗性ワタ。
学識経験者からの意見聴取の結果では3件いずれについても生物多様性への影響がないとされており、環境省と農林水産省では今回の意見募集結果で問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。【環境省】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.