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[海外エコニュース一覧]

【国連】2005.01.06 発表

UNEP 世界の小島嶼開発途上国に関する報告書を公表

 1月10日から14日にモーリシャスで開催される「小島嶼開発途上国(SIDS)に関する国際会議」を前に、小島嶼開発途小国が抱える問題に関する報告書が1月6日に公表された。この会議では、SIDSの持続可能な開発のためのバルバドス・プログラムについて、10年目の評価を行う。
 報告書は、UNEPの早期警報・評価部と、スウェーデンのカルマル大学を拠点とするUNEPの地球国際水アセスメント(GIWA)によって作成され、(1)インド洋、(2)太平洋、(3)カリブ海の3海域の小島嶼国が抱えている問題についてまとめられている。
 これらの国々が直面する差し迫った問題としては、津波やサイクロンなどの自然災害、人的災害に対する脆弱性が挙げられる。また、カリブ海地域では、船舶から排出される汚染や廃棄物、太平洋地域では漁業資源の乱獲、インド洋地域では急増する家庭廃棄物などが課題となっている。
 インド洋のコモロなどいくつかの島では、淡水の不足が深刻で、水質汚濁や過剰取水が一因とされる。また、地域固有の動植物種も、生息地の消失や侵入種の持ち込みなどにより、危機に瀕しており、特にカリブ海のドミニカやプエルトリコでは侵入種による被害の可能性が高い。【UNEP】

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