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【ドイツ】2005.01.12 発表

ドイツ・デポジット制度 連邦内閣が簡素化案を承認

 ドイツ連邦内閣は、1月12日、第3次容器包装廃棄物令改正案を承認した。これは、現状では複雑な仕組みとなっているデポジット制度を簡素化するものである。今回承認された改正案は、2004年12月17日に、連邦参議院において承認されたもので、これにより、施行までに残されたステップは、連邦議会の承認のみとなる。
 なお、2004年12月14日に、欧州司法裁判所は、同制度は、外国メーカーを不利にすると違法の判断を下したが、これに関しては、12月17日の連邦参議院の承認案の時点で、移行期間として12ヶ月設けることを盛り込んでいる。
 改正案により簡素化されるワンウェイ容器に対するデポジット制度の主な概要は、次のとおり。
●デポジット対象は、ビール、ミネラルウォーター、清涼飲料水、免除の対象は、ジュース、牛乳、ワイン、紙パックなどのエコロジーな容器に入ったもの。
●現在、小売業界やメーカーは、独自の容器を作り、他社や他店の容器の回収を拒否しているが、これは、2006年春以降、無効となる。
●現在、容器の大きさで違うデポジット料金は、25セント(約35円)に統一される。【ドイツ連邦環境省】

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