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【原子力安全・保安院】2005.02.04 発表

原子力発電施設の技術基準性能規定化を検討した中間とりまとめへの意見募集開始

 総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会原子炉安全小委員会の下に設置された「性能規定化検討会」は平成17年2月1日までに、「原子力発電施設の技術基準の性能規定化と体系的整備について~中間とりまとめ~」と題する報告書をまとめ、この案について17年3月7日まで意見募集を行うことにした。
 この報告は14年7月に原子炉安全小委員会がまとめた報告「原子力発電施設の技術基準の性能規定化と民間規格の活用に向けて」で示された施設の技術基準の性能規定化(注1)、仕様・実施方法についての基準への民間規格活用−−を具体化するために、技術基準関連省令見直しの方向性を検討したもの。
 「原子力発電設備の技術基準(省令62号)」をはじめとする関連告示の見直しの方向性、安全設計審査指針との関係など基準の体系の整理、IAEA安全基準など国際規格との整合性−−などを検討するとともに、確率論的安全評価(注2)を活用した「技術基準」性能目標の定量化など中長期的に考慮すべき今後の課題をまとめている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。

(注1)材料・工法などを定めた従来の規定から、備えるべき性能を示した規定にすること。一定の性能を満たせば、仕様には選択の自由が生まれる。
(注2)プラントの安全が大きく損なわれる確率を定量評価する手法。【原子力安全・保安院】

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