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【総務省】2005.02.14 発表

石見銀山遺跡、鉱区禁止地域に指定される

 公害等調整委員会は世界遺産候補である石見銀山遺跡のうち、(1)鉱物が存在せず将来的にも鉱業実施の可能性がない海面、(2)鉱物掘採が行われたとしても文化財保全に支障が生じるおそれが少ないけい砂鉱床−−などの地域を除く4,018.53ヘクタールの地域を鉱区禁止地域に指定することを平成17年1月11日の官報で公示した。公示30日後から指定が発効し、同地域での鉱物採掘が禁止される。
 今回の指定は16年2月12日に島根県知事から、公害等調整委員会に対し、石見銀山遺跡の保存・継承、観光資源保護を目的とした、同遺跡周辺鉱区禁止地域指定の請求があったことを踏まえ、同委員会による経済産業大臣・文化庁への意見照会、専門家、同委員会担当委員による現地調査の実施、鉱業出願人、水利権者、土地所有者などの利害関係人審問などの手続を経て決まったもの。
 石見銀山は戦国時代から近代まで稼業した島根県大田市にある鉱山。日本の鉱業の先駆的役割を果たした産業遺跡として評価され、文化庁作成の世界文化遺産への推薦リスト(世界遺産暫定リスト)に、鎌倉の寺院・神社や彦根城、平泉の文化遺産とともに登録されている。【総務省 公害等調整委員会】

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