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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2005.02.02 発表

世界最大の風力発電施設が稼動

 世界最大の風力発電機が、2月2日、ドイツ北部の町Brunsbuttelで運転を開始した。この風力発電機は、REpower社製で出力5MW、高さ183メートル、回転翼61.5メートルで、年間1700万kWhの電力を発電する。これは、約4500世帯(1世帯3人と計算)の電力需要に相当する。
 ドイツでは、2004年末以降、既に3機の5MW級風力発電機が稼動している。5MW級の風力発電施設1機で、約1万トンのCO2の削減に貢献する。
 連邦政府は、2020年までに、現在の電力需要の20%を再生可能エネルギー源でまかなうことを目指している。目標達成には、洋上風力発電の飛躍が必要不可欠である。連邦環境省では、2030年までに、洋上風力発電によって電力需要の15%の供給が可能であり、同分野における投資額は450億ユーロ(6兆750億円)と予測している。これは、地球温暖化対策としての効果のみならず、1万人分の雇用創出にもつながるものである。
 今回、Brunsbuttelで稼動した風力発電機は5MWだが、この規模が洋上風力発電に最も適しているとされる。【ドイツ連邦環境省】

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