【外務省】2005.02.17 発表
日本政府はパキスタン・イスラム共和国政府から資金協力を要請された「ラホール市下水・排水施設改善計画」に総額12億2,200万円を限度とする無償資金協力などを行うことを決め、2005年2月17日、同国のイスラマバードで書簡の交換を行った。
パキスタン第2の都市であるラホール市は急激な人口増加に対応した下水・排水施設の整備の遅れや、下水管、排水路に汚泥や廃棄物がたまり下水管が閉塞。冠水被害が発生している。
このため、パキスタン・イスラム共和国政府は既設の下水管路・排水路にたまっている汚泥・廃棄物を取り除き排水能力を向上させるため、「ラホール市下水・排水施設改善計画」を策定。下水管路清掃機材整備に必要な無償資金協力を日本に要請してきた。
なお同計画が実施されると、ラホール市内の冠水被害が軽減され都市環境が改善されるとともに、水系伝染病の発生抑制−−などの効果があるという。【外務省】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_0217a.html
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