【環境省】2005.02.21 発表
気象庁は2005年2月21日、札幌、つくば、鹿児島、那覇−−の国内4地点と南極・昭和基地で実施している上空オゾン量、地上に到達する有害紫外線強度についての05年1月の観測結果を発表した。
05年1月の観測では、国内4地点の月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は鹿児島、那覇で多く、札幌、つくばで並だった。
なお那覇では1月の平均値として観測開始以来最も多い262ミリアトムセンチメートルを記録した。
また、米国・航空宇宙局(NASA)のアースプローブ衛星のデータと気象庁の観測値から作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、南極大陸とその周辺、北米を中心とした北緯50度帯で、10%以上オゾン総量が減少した地域が見られた。【気象庁】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.