【ドイツ】2005.02.10 発表
エコ研究所は、2月10日、報告書「CO2の50%削減に向けた地方自治体の戦略~ミュンヘン市の取り組み~」を発表した。これは、ミュンヘン市からの委託とドイツ連邦環境省からの助成を受けて、エコ研究所が行った研究である。
ミュンヘン市は、2010年までに、1987年と比較して、CO2の排出量を50%(400万t)削減することを目標にしており、報告書では、これを達成するにはどのような手段を取るべきか、分析、研究されている。
エコ研究所は、報告書の中で、3つのシナリオ(何もしない場合、対策を講じた場合、目標)によって、温室効果ガス削減のために相応しい道のりを示した。また、38の重点的な対策から、時間的、財政的な視点により、すぐに転換できる14の対策を選んでいる。これだけで、既に、2010年までに、目標の半分である202万トンから214万トンのCO2の削減が達成できるという。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01_11_2004/pm/7061.php
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