【海上保安庁】2005.02.23 発表
海上保安庁は平成17年2月23日付けで16年の海上犯罪取締り状況を発表した。
発表によると、16年の1年間で海上保安庁が捜査し、検察官に送致した海上犯罪の事件数は4,861件で、15年の5,154件に比べ微減。
このうち海上環境関係法令違反の送致件数も454件と15年の515件に比べ約12%・61件減少していた。
海上保安庁ではこれら海上環境関係法令違反の送致件数減少は、廃棄物処理法や海洋汚染防止法の改正による規制強化、海上保安庁、警察、地方自治体による指導取締り強化が要因になっていると分析。
ただし、三重県志摩町沖の熊野灘への硫酸ピッチ不法投棄、香川県小豆島沖への解体タンカーの継続的不法投棄−−など悪質な事例が後を絶たないため、今後も自治体、警察、環境省などの関係機関、民間団体と密接に連携を行い、監視取締りを強化するとしている。【海上保安庁】
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h17/k20050223-2/index.html
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