【農林水産省】2005.02.28 発表
農林水産省所管の社団法人日本有機資源協会はバイオマス製品の普及のため、バイオマス製品であることを示す「バイオマスマーク」の認定業務の試験運用を平成17年2月25日から開始した。
バイオマスは家畜排せつ物、食品廃棄物、間伐材など、生物由来の有機性資源のこと。これまで十分利用されてこなかったため、有効活用できれば、循環型社会形成、地球温暖化防止(植物バイオマスの燃焼時に放出されるCO2は、光合成により大気中から吸収したCO2の再放出であり大気中のCO2を増加させない)上もメリットがある。
今回公表された「バイオマスマーク」は地球から伸びるクローバーをイメージしたもの。クローバーの左側はBの裏文字、右側はPをかたどっており、バイオマス製品(Biomass Product)を表しているほか、クローバーからのびる矢印はCO2を増加させないこと(カーボンニュートラル)を意味している。
製品にこのマークを使用したい事業者は、日本有機資源協会に申請し、商品の認定を受けることが必要。なお本格運用は18年度からの予定。【農林水産省】
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050228press_5.htm
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