【ドイツ】2005.02.16 発表
ドイツ連邦内閣は、2月16日、内燃機械からの有害物質排出制限改正令(連邦インミッション防止法第28次施行令)を承認した。
これは、農業・林業用機械、建築用機械といったディーゼルエンジンを利用する移動式機械における排気ガス上限値を、2005年から2014年の間に、段階的に引き下げていくことを定めたものである。さらに、鉄道機関車や軌道車に対しても、2006年と2012年の2段階で、排気ガス上限値が厳しくされる。また、ディーゼルエンジンは、使用目的と有効出力によって等級分けされ、これに従って、CO、CH、NOx、粒子状物質の排出上限値が定められる。この改正令により、2015年には、これらの機械を要因とするNOxの排出量は半減し、粒子状物質の排出は大幅に削減されると見込まれている。
これは、EU指令(2004/26)を国内法化するものであり、改正令の施行には、連邦参議院の承認を必要とする。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01_11_2004/pm/35073.php
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