【気象庁】2005.03.09 発表
気象庁は平成17年3月9日、北海道・東北地方と沖縄を除いた全国の17年のさくら(ソメイヨシノ)の開花について予想第2報を発表。内容は3月2日の第1報と同様、「平年並(平年値との差が2日以内)か平年より3日以上遅い地点が多い」というものだった。
桜の開花は気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなるが、今回の予想対象地域である東日本(北陸・関東甲信・東海)・西日本(近畿・中国・四国・九州)の1~2月の気温が平年並で、2月の終わりから3月第2週の初めにかた気温が平年より低めだったことを踏まえたもの。
開花が平年より早いと予想されたのは種子島をはじめ全国4か所なのに対し、平年と同じ日に開花すると予想されたのは5か所、平年より遅いと予想されたのは53か所だった。
13年4月に環境省がまとめた「地球温暖化の日本への影響2001」ではソメイヨシノの開花日が、この50年間に5日早まっていると指摘されており、暖冬だった16年度は全国のほとんどの観測地点で平年より開花が早かった。【気象庁】
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0503/09a/sakura1702.pdf
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