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【環境省】2005.03.17 発表

都市計画道路鳥取青谷線整備に関する環境アセス書に環境大臣意見を提出

 環境省は、都市計画道路鳥取青谷線の整備に関する環境影響評価書について、国土交通大臣から意見を求められたことに応え、平成17年3月17日付けで環境大臣意見を提出した。
 都市計画道路鳥取青谷線は鳥取県鳥取市本高と鳥取市青谷町青谷を結ぶ延長約19.3キロメートルの4車線道路として想定されている。
 今回の環境大臣意見は、事業区域で絶滅危惧種であるギフチョウと、その食草カンアオイ類の生息・生育が確認されていることや、建設機械稼働による騒音の影響が懸念されることから、(1)事業実施時にギフチョウやカンアオイ類の生息・生育環境の改変をできるだけ避けるよう努めるとともに、一部カンアオイ類の移植を行う場合はギフチョウの生息状況調査を行った上で移植場所を十分検討する、(2)想定されている騒音対策実施後の騒音予測値が高いことを踏まえ、より遮音効果の高い防音材の採用など措強化し、そのむね評価書に記載する−−といった内容を盛り込んでいる。
 なお、この件での環境影響評価を実施している鳥取県知事(注1) に対しては、国土交通大臣からこの環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。

(注1) この事業は都市計画で定められるものであるため、環境影響評価は事業者の国土交通省に代わって都市計画決定権者である鳥取県知事が実施している。【環境省】

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