【農林水産省】2005.03.18 発表
農林水産省と独立行政法人肥飼料検査所による立入検査の結果、(株)組合貿易が肥料取締法に基づく登録を受けて中国から輸入した、有機質肥料「粒状綿実粕7号・8号」(平成16年12月~17年2月輸入分)と「粒状有機肥料6−1−1」(16年10月~17年1月輸入分)の一部に塩化アンモニアが混入していることが明らかになり、また「粒状有機肥料6−1−1」については、塩化アンモニアの混入以外にも、16年10月輸入分と17年1月輸入分について許容基準を超えるカドミウムが検出された。
このため、農林水産省は(株)組合貿易に対し、(1)流通段階にある肥料の回収の徹底、(2)販売先農家への事実の連絡徹底、(3)農家に対する相談窓口の設置−−を指導。
また、「粒状綿実粕8号」を原料に、「くみあい有機入りセラコートR複合066(E)」など3種の指定配合肥料を製造していたセントラル化成(株)と「粒状有機肥料6−1−1」を原料に「くみあい有機入り粒状複合248号−(2)」など5種の指定配合肥料を製造していた石川県くみあい肥料(株)に対しても、(一)該当肥料を原料として使用した指定配合肥料の更なる確認、(二)使用が確認された指定配合肥料の(株)組合貿易・全農と協力した回収−−を要請した。【農林水産省】
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050318press_13.htm
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