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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2005.03.02 発表

再生可能エネルギーのための環境教育に関する研究報告書が完成

 再生可能エネルギー分野での環境教育の手法に関するシンポジウムが、3月2日、ベルリンで、ドイツ連邦環境省により開催され、研究報告書「子供たちのための再生可能エネルギーをテーマにした環境教育」が発表された。
 この研究は、連邦環境省の委託により、未来技術評価研究所(IZT)と環境問題独立研究所(UFU)、広告エージェンシー・iserundschmidt が行った。子供たちが、再生可能エネルギーについて正確な知識を持ち、感動するために、実践可能なアイデアやプロジェクトを研究したものである。報告書では、結論として、
●環境教育は、科目を超えて取り組むべき。物理などの自然科学系の科目だけでなく、英語、芸術、地理学などでも取り組むのが理想。
●ジョークや遊び心を入れた取り組みが効果的。例えば、環境プロジェクトのTシャツに載せるスローガンでは、「石油は欲望の元」、「ポジティブ・エネルギー」など、子供たちが自分たちの言葉で表現する。
 ドイツの環境政策では、原子力エネルギーからの撤退と再生可能エネルギーの拡大に重点が置かれている。これを実現するために、連邦環境省は、子供たちが再生可能エネルギーについて正しく理解することが重要であり、この問題に特化した環境教育が必要不可欠としている。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01_11_2004/pm/35143.php

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