【文部科学省】2005.03.18 発表
平成17年3月18日午前3時18分、東京工業大学原子炉工学研究所の放射線同位元素実験室で、フード(注1)内のプラスチック部分が燃える火災が発生。当時実験室内に人はいなかったが、火災警報に気づいた警備員2名が現場に駆けつけ消火器で鎮火を行った。
この火災による被曝はなく、放射線による周辺環境への影響もなかったが、文部科学省は東工大の同省への報告が火災発生後約7時間も経過した18日午前10時10分であったことを問題視。火災発生時の状況や対応とともに、通報連絡について文部科学省に改めて報告するよう研究所を指導した。
(注1)少量の低レベルの非密封放射性物質を取扱うために実験室に設置されている設備。【文部科学省】
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