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【文部科学省】2005.03.23 発表

日本軽金属清水工場で試薬瓶8本に入った核燃料物質を発見

 平成17年3月23日、日本軽金属(株)清水工場(静岡県静岡市)内で、試薬瓶8本に入った酸化トリウム、酢酸ウラニル、ウラン酸ナトリウムなどの核燃料物質計3,034グラムがみつかったとの報告が、同社から文部科学省に寄せられた。
 今回の発見は17年2月に文部科学省が全国の放射線障害防止法対象事業所・約4,800事業所に対し、放射線管理区域内外に長年放置されている放射性同位元素がないかを17年3月末までに点検し、報告するよう通知したことに対応し、同工場内を調査した結果、発見されたもの。
 23日中に文部科学省職員が現地に赴き、確認調査を行ったところでは、発見された核燃料物質は、施錠管理された金属製保管庫に保管されていたが、保管庫表面の放射線量が1時間あたり最大0.43マイクロシーベルトだった。このため文科省側が保管庫前面・側面に立入制限区域を設定。立入制限区域境界の放射線量は1時間あたり0.10マイクロシーベルトで安全上問題はないという。
 文科省はさらに日本軽金属に保管管理上の安全確保策を指導したほか、今回の試薬瓶が放置されていた経緯を調査し、対策と併せて報告するよう要請した。【文部科学省】

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