【国連】2005.03.08 発表
UNEPのテプファー事務局長は、3月8日の国際女性デーに寄せて、以下のような声明を発表した。
「2005年は、国連にとって、女性にとって、重要な年である。国連のミレニアム開発目標は、貧困撲滅、飲料水の供給、環境、教育といった問題をカバーするもので、女性にとって非常に重要なものだ。
女性は、持続可能な開発を目指す最前線にいるが、これまで、長い間、男性を敬い、後ろで座っているよう強いられてきた。しかし、女性の貢献を認識する時が来た。現在、ニューヨークで開催されている会合において、世界女性会議(1995年 北京で開催)からの10年間の歩みを振り返る作業が進められている。この成果は3月11日に発表され、9月のミレニアム開発目標に関する首脳級会合における検討の土台となる。また、先に開かれたUNEP管理理事会でも、環境やジェンダーの平等、女性のエンパワメントに関する重要な決議がなされた。
化学物質、重金属、水、衛生、居住環境などに関わる国際条約や国際合意は、女性に影響を及ぼすもので、特別な配慮が求められる。開発や環境に関する政策も、それぞれ女性に及ぼす影響に対処しなければならない。
また、UNEPは、若い女性の環境会議への参加を支援していく方針である」【UNEP】
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