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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2005.03.10 発表

EPA 州際大気浄化規則が成立へ

 EPAのジョンソン長官代理は3月10日、州際大気浄化規則に署名した。
 州際大気浄化規則は、アメリカ東部の28州とコロンビア特別区において、SO2およびNOxの排出に恒久的な上限を設けるものである。州は、次の2つの選択肢、すなわち(1)EPAにより運営される州際のキャップ・アンド・トレード制度(2段階に分けて排出上限が課せられる)に参加するよう、発電所に要求すること、(2)州が選択する措置を通じて、州の排出限度を遵守すること、のうちのいずれかを用いて、排出削減義務を達成しなければならない。
 この規則が完全に施行されると、対象地域におけるSO2排出量は、2003年レベルより70%以上削減され、またNOx排出量も60%以上削減されることとなる。これにより、2015年までに、年間で1000億ドル(10兆5000億円)を超える健康上の利益や視界が良好になるといった利益が得られるとともに、対象地域における早期死亡率が大幅に減少すると見込まれる。また、連邦の他の大気質に関するプログラムとともに、アメリカ東部における数多くの大気質基準未達成地域において、基準の達成を可能とするものと考えられる。【EPA】

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