【環境省】2005.04.01 発表
環境省が2005年3月13日から16日にかけ実施した、中国大陸方面から日本へ渡ってくる野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況調査で、採取された全検体で高病原性鳥インフルエンザウィルス不検出との結果が05年4月1日までに判明した。
今回の調査では沖縄県与那国島で、渡りをする陸生渡り鳥計81個体を捕獲し、咽頭ぬぐい液などを採取したもの。
捕獲された野鳥はシロハラ、ウグイス、メジロ、ノゴマ、ヤブサメなどで、いずれからの検体からも、高病原性鳥インフルエンザウィルスは検出されず、全ての血清についてウイルスに対する抗体は検出されなかった。
この調査は(財)山階鳥類研究所が捕獲と生息状況調査を担当、ウイルス検査は鳥取大学が協力している。【環境省】
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