【水産庁】2005.03.31 発表
水産庁は瀬戸内海燧灘(ひうちなだ)海域のカタクチイワシについての「資源回復計画」を2005年3月31日までに作成した。
「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
瀬戸内海のうち特に香川県、愛媛県、広島県に接する燧灘海域でのカタクチイワシの漁獲量は、ピークであった1985年には5トンあったが、1990年代後半には1万トンを割り込むまでに減少。その後増加傾向にあるものの2万トン台にとどまっている。
今回の「資源回復計画」は、資源を現状の水準と同程度に維持することを目標に、従来の定期休漁日以外に新たな休漁期間を設定するもの。【水産庁】
http://www.jfa.maff.go.jp/release/17/17.0404.01.htm
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