シリーズ「カナダ・イヌイットの暮らし」レポート一覧
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- 0012009.05.01UP

- きれいな水に生命は宿る
- カナダ極北地方の夏は短い。極北の海は1年のほとんどが氷に閉ざされています。透明な水が顔をだすわずかな期間、極北の海には多様な生き物がつどい、にぎわいます。カナダ・ヌナブト準州ホエール・コーブ村。人口およそ300人。2006年夏、幼少期から数えて7度目の極北訪問。イヌイットの家庭にホーム・ステイし、彼らの漁撈(ぎょろう)に参加しました。...[続きを読む]
- エコナビゲーターからのご挨拶
- 礒貝 日月 さんプロフィール

- 1999年4月1日、カナダの地図が大幅に塗り替えられました。東部極北地方を中心に、「ヌナブト」という新準州が誕生しました。同準州の総面積はカナダの5分の1に相当しますが、人口はわずか3万人。人口の約85%が極北の民・イヌイットです。「ヌナブト」はイヌイットの言葉で「私たちの土地」を意味しますが、カナダを構成する一準州であり、イヌイットの自治領ではありません。ですが、人口比率からもわかるように、イヌイットの国といっても過言ではありません。今年10周年をむかえるイヌイットの国。ここに居住するイヌイットの暮らしぶりをみなさんにご紹介したいと思います。